第59回管理組合オンラインセミナー 徳井講師
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□機械式駐車場は、5年に一度、発錆による腐食を防ぐため、塗装工事が必要であるが、定期補修を怠ると、上段の発錆部より、雨水が下段の車に落下して、もらい錆が起き、損害賠償問題などに発展する場合がある。□経年で、機械の故障が増え、利用者の通勤に支障をきたすことが頻繁に起きてくる。□機械式駐車場の市場は、ピーク時10万台強であったものが、3万台程度まで減っており、かって多くあった参入企業が、次々と撤退し、現状では、大手3社が8割シェアを占めている。→撤退したメーカーの機械については、補修部品の供給や20~25年に一度の更新が難しくなる。□利用者が少なくなり、故障による修繕費が嵩むため、修理するのをやめ、地上部分だけを使用しているケースがある。→修理をせず、昇降をやめて、地上部だけを使っても、下段の老朽化は進んでおり、車台パレットの落下事故につながる例もある。老朽化による不具合事例(1)

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