理事長研修コース《基礎編》3週目
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水量・水圧不足バルブや継手は砲金(黄銅)といわれる金属が使用されており、給水管が鋼管だと異種金属配管となり電位差が生じ電食が起こる。その結果、錆こぶが発生し配管が閉塞し水の出が悪くなる。継手部からの漏水〈硬質塩化ビニルライニング鋼管〉亜鉛めっき鋼管の内面に塩化ビニル管を接着ライニングしたもので、腐食に対して強い。ただし、継手接続部は劣化しやすい。ブリスター腐食ネジ部塩ビ被覆〈継手部〉過去に使用されていた継手は、ねじ端部に鉄部が剥き出しになっておりそこから錆が発生している。ネジ部状況(継手側)絶縁継手を使用することで、電食が起きなくなり錆が発生しにくくなる。〈絶縁継手〉ネジ部状況61.給水設備-不具合事例-

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