大規模修繕工事新聞23年6月号(No.162)
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 工事会社の倒産等による工事中断など、万が一の際に対応するのがマンション大規模修繕工事完成保証制度です。工事の継続が不可能になった際の進捗状況、支払い済みの工事着工金・中間金を第三者機関が調査し、現場状況の金額に差異が生じた場合の損害を保証します。代替工事会社への支払いが当初の契約金額を超える場合にも保証されます。 ただし、保証料は工事会社(管理会社含む)が負担することになるので、管理組合側から工事会社に申し入れしないと、工事会社は対応してくれません。このため、制度の普及が遅々として進まないという現状があります。 工事の完成が停滞すれば責任は理事会に降りかかってきます。 そこで、全建センターのマンション大規模修繕工事完成保証制度では工事完成保証や瑕疵担保責任保険の欄等を盛り込んだ「マンション修善工事請負契約」をすすめています。 詳しくは全建センターまでお問い合わせください。*夜中に脚がムズムズして目が覚める*悪夢を見て、びっしょり寝汗をかいて目が覚める*脚や背中に虫が這うようなゾワゾワした感覚で辛い*夜中に腓返りが起きる* リラックスしようとする時に限り、ムズムズが始まってしまう、などの辛い症状がムズムズ脚症候群です。 私も更年期を境に毎晩この症状で悩まされるようになり、夜中の2~3時になるとムズムズ、ゾワゾワ感(悪寒が走るゾミッとした感覚)で目が覚めるようになりました。 パーキンソン病、貧血などいずれの検査でも異常がなく、痙攣を抑えるような漢方でもスッキリした改善が見られませんでしたが、実はこれが夜間低血糖から起きる症状ということが判明しました。 更年期に入り、女性ホルモンが急激に低下したために、夜間低血糖が起きるようになったのです。女性ホルモンにはインスリンの感受性を良くする働きがあるため、少量のインスリンで血糖を<問い合わせ先>一般社団法人 全国建物調査診断センター(一級建築士事務所 東京都知事登録第62699号)TEL:03-6304-0278 eFAX:050-3142-9761E-mail: info@zenken-center.com工事完成保証の普及へ 管理組合から申し入れを! ご相談・お問い合わせいただいた方に、最新刊小冊子「大規模修繕工事・完成保証制度のススメ」電子版を無料進呈します。コントロール可能ですが、これが不足することで、大量にインスリンが放出され、夜中に低血糖を起こします。 血糖値が下がるのは、体にとって緊急事態で、寝ている場合ではないので、痙攣、ピクピク、ゾワゾワ、悪夢、寝汗、動悸などさまざまな方法を用いて宿主を目覚めさせ、交感神経の緊張を高めて血糖値を回復させようとします。 つまり、血糖値のアップダウンは激しい自律神経の乱れを起こし、ムズムズ脚をはじめ、パニック症やめまい、不安感などの様々な自律神経症状に関係しています。 これを防ぐために、特殊乳酸菌を服用し始めました。特殊乳酸菌は、糖の吸収をなだらかにして血糖値の立ち上がりを抑える結果、過剰なインスリンの放出を抑えての糖分+ルコス)などの工夫も大切になります。( 文:薬剤師、国際中医師、国際薬膳師・高田理恵/絵:吉田たつちか)危険な低血糖を防ぎます。私の場合、服用したその晩から効果がありました。 なお、夜間低血糖を防ぐためには⑴カ食い、ムラ食い、早食いをしない⑵ 夕食に丼物、麺類などの炭水化物率が高いメニューを持ってこない⑶寝酒はやめる⑷ 食事の最初に、海藻、きのこ、野菜などのスープから始め、タンパク質、炭水化物の順を守り、糖の急上昇を防ぐ⑸空腹時に甘いスイーツを食べない⑹ 食後5分以内に踵の上げ下げ30回(踵落とし)をやっておく⑺ 食前と寝る前に特殊乳酸菌ルコスを服用しておく(寝る前にはこんにゃくゼリー1個くらい-15 - 保証料は工事会社が負担することになるので、管理組合側から工事会社に申し入れしないと、工事会社はやってくれません!

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