大規模修繕工事新聞23年6月号(No.162)
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8p 管理組合と税務④都道府県民税・市町村民税、管理組合法人は原則納税義務あり14p アラウンドマンションよもやま話区分所有法制見直し、本当に必要か16p 第64回オンライン・セミナー「理事長、自信アップセミナー」6月25日のお知らせ 「急に連絡がとれなくなってしまって」 管理組合勉強会に参加した元管理組合役員の話です。都内のマンション(26戸)で、以前はマンション管理士とコンサルタント契約をしていたといいます。 管理委託契約の見直し、長期修繕計画の作成、資金計画の設定など、「これまでの管理とは一変して、非常に可視化できるようになり、入ってもらって本当に助かりました」と、コンサルタント契約の評価はとても高かったそうです。 ところが、何がきっかけなのかわからないまま、このマンション管理士とは急に音信が途絶えることになります。 「いくら電話をしても取り次がれず、メールをしても返信がないんです」 マンション管理士の名前を聞くと、業界では名の知れた人で、主要都市にオフィスをいくつも構え、セミナー講演、各種媒体へのメディア出演をしている人でした。 後に業界内でリサーチしてみると、「その人に能力あっても下の人がついてこない」「すごく忙しそう」「スターですね」などなど。 管理組合ではコンサルタント契約の“けじめ”として、内容証明郵便で契約終了を伝えましたが、それに対しても何の反応も返って来なかったそうです。 その後、理事会も移り変わり、管理組合は以前の管理組合に戻ってしまったといいます。 元管理組合役員は「効果があったのは事実なので今後もコンサルタントに依頼したいのですが、だれに頼んでいいのか…」と話します。 存在が大きくなるほど、小さな顧客は目に入らなくなってしまうコンサルタント。そもそも人として信用ができませんね。(全建センター相談室)2p 日本マンション学会報告4p セミナー採録最新の弁護士活用方法を伝授します!【後編】6p 建設業2024年問題「働き方改革」が大規模修繕工事を直撃!適正な給料、時間外労働規制の適用etc.7p 商品紹介クラック防水材『ダッシュフレックス』メインシンポジウム「社会的資産としてのマンション再生・長寿命化への道すじ」-1 - 20100105/202306-162CONTENTS

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