大規模修繕工事新聞23年3月号(No.159)
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『災害が来た!どうするマンション』編著者/大木祐悟、伊藤朋子出版社/ロギカ書房判型/ A5判・並製・220ページ定価/ 2,000円(税別)2023年2月20日発行ISBN: 978-4-909090-90-4 階下で大量の漏水が発生!原因調査、被害者へのお詫び、復旧工事費、配管修繕費―突然の漏水事故で「加害者」となり、追い込まれてしまった住民がマンションの管理のあり方や諸制度、商慣習の知識を身に着けることによって、業界の裏側を次から次へと暴いていく。 住民の無知につけこむ管理会社や設備会社、不動産会社にやりたい放題やられないためには「まず加害者を孤独にさせないこと」だとし、漏水事故の予防についても「1住戸単位ではなくマンション全体で実施」することの必要性を説いている。『優良中古マンション不都合な真実:管理会社、保険、修繕積立金の裏側』著者/伊藤歩出版社/東洋経済新報社判型/四六判・280ページ定価/ 1,500円(税別)2022年10月13日発行ISBN: 978-4-4920-4710-1-9 - 『災害が来た!どうするマンション』 マンション防災に特化し、①兵庫県南部地震や東日本大震災、熊本地震、2019年の台風19号の被害などをベースにした準備の必要性、②被災マンションを復興する際の手続きなどをまとめた。 本書では、まず自分のマンションでは「自助・共助・公助」の観点からどのような防災対策をしておくべきかを学ぶことができる。さらに、マンションで必要なのが被災後の復興の進め方であり、建物の復旧、建替え、売却など、法制度や手続き、検討方法等がわかりやすくまとめられている。『優良中古マンション不都合な真実:管理会社、保険、修繕積立金の裏側』

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