大規模修繕工事新聞22年8月号(No.152)
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 2021年1月、政府は第240回国会で「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」と表明し、社会は“ガソリン車の販売禁止”“自動車のEV(Electric Vehicle=電気自動車)化に向けた取り組み”に向かって進んでいます。 しかしながら、現在の日本では各国に充電インフラが世界の流れの中でも遅れているといえます。EV充電は「自宅で補給ができる」ことにメリットがありますが、特に分譲マンションへの導入は総会決議(普通決議により実施可)の必要性など、その特性からEV充電設備導入の難しさが課題となり、EV化の普及につながっていません。 そこでEV充電インフラ事業を手がけるTerra Motors(テラモーターズ)株式会社では、充電設備の無料設置・管理など、「とにかく合意形成がしやすい」をコンセプトにマンション向けEV充電サービス『Terra Charge(テラ チャージ)』を開発・事業化しました。 『Terra Charge』は、一般的に数十万円~数百万円かかるEV充電器を無料で導入することが可能です。ランニングコストも受益者負担(1時間あたり150円~ 200円)を充てるため、管理組合の負担が一切なくEV充電設備を設置できます。 Terra Motorsでは、経路・目的地での公共充電ネットワークの拡大も視野に入れながら、2022年度は全国のマンション1,000棟に設置し、自動車のEV化の促進を目指すとしています。 管理組合としても将来を見据え、EV充電設備の設置を検討する必要があるといえるでしょう。【問い合わせ】Terra Motors 株式会社東京都千代田区内幸町1−3−1TEL:050−5444−5959 URL:https://terramotors.co.jp-13 -

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