大規模修繕工事新聞21年11月号(No.143)
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◆電子書籍の内容と講義ビデオの視聴はこちらへ! まずは管理組合「お困り調査アンケート」にお答えください。 アンケートは下記URLまたはQRコードから▼https://zenken-center.com/rtnp<電子書籍では、マンションの部位を図と写真で説明> 生活をする上で、あまりなじみのないワードが多くありますが、特に管理会社とのやりとり、あるいは工事見積もりをとった場合など、「屋上のパラペットのテンバーに防水の切れがありますので、修復したほうがいいですよ」というような説明、あるいは資料の提出があったときに、パラペットのテンバーというのは一体どこなんだろうと思うと、その先のそれが高いのか安いのか、あるいは工事として必要なのかどうなのか、優先度が高いのか低いのか、理事会ならびに理事長として重要な判断をするときに、地震がなかなか持てないということにもなりかねません。 すべて覚える必要はありませんが、基本的な各部位の構造や名称、こうしたものについて理解を深めていただきたいと思います。<電子書籍では、マンションの給排水方式や用いている材料等を図と写真で説明>十階に及ぶようなタワー形式のものなど、現在ではさまざまな形態のマンションがあります。 管理組合が維持管理の対象とする部分は、マンションの共用部分になりますが、管理組合を代表される理事長という立場からも、この共用部分の建築部における一般的な名称、仕組みや構造、これがどのようになっているかということの知識は欠かすことのできないものです。第3章 マンションのしくみについて/給排水設備編 マンションにとって、給排水管関係は、生活する上で欠かせないインフラ、ライフラインとなります。管理組合が管理されている中でも大変重要なものになります。 ポンプの故障や何かがあって、断水すると、生活に大きな支障が発生します。したがって基礎的なことは、理事長として理解しておくということが必要です。第4章 管理会社との委託契約について みなさんのマンションのほとんどが管理会社と何らかの委託契約を結んだ上で、管理業務の一部または全部を委託しているのではないでしょうか。 管理会社とどのような距離感で付き合いをしていくのか、あるいはその委託の契約の内容等をどのように把握しているのか―こうしたことにより、区分所有者にとってのより良い管理といった方向性が決まると言っても過言ではありません。 一般のマンションで、こうした管理の状況が一体どのようになっているのか、公の統計資料を用いて、世間一般の情勢等も説明を行い、併せ-5 - <電子書籍では、マンション総合調査から必要な情報を抜粋して説明> 頭から管理会社を非難するということではなく、上手に良い距離感できちんとした仕事をしてもらうためには、どうしても理事長、理事が一定の勉強をするという姿勢は欠かせません。 管理会社との委託契約の内容もそれぞれのマンションごとに詳細は異なるものの、一定の標準的なものと見比べた場合にほとんど変わらないものになっているので、標準を勉強するだけでも管理会社との話ができていくものです。 どうぞ、理事長として、区分所有者の方々のより良い管理に対しての、満足度を上げるようになれますよう、頑張っていただきたいと思います。てその情報をもとに自分のマンションについてどのように考えるかについて提言します。 このサービスは首都圏限定のプランです。『マンション管理組合理事長入門』第1章 マンション管理組合に関わる法令について第2章 マンションのしくみについて/建築編第3章 マンションのしくみについて/給排水設備編    ・給水方式について    ・排水方式について第4章 管理会社との委託契約についてA5判・74ページ発行日/ 2021年9月20日非売品(この書籍は当面、非売品とさせていただきます)

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