そうしたことが一般論として言われていますがマンションの管理においては実はそれが重要になります。管理組合さん自ら主体的にそれを把握していないと、管理会社が、前はこうでしたよ、以前はこうしてますというようなことを発信してしまうのです。果たしてそれが全部正解かどうかわかりません。管理組合の理事が、かつて、どのようにして、何を行ってきたかということを、現在の理事役員がしっかり把握することにより、管理会社さんとの折衝・会話も対等な立場で、できるということでもあります。こうしたことが、どういうことに繋がるかといえば、管理組合の自主自律、主体性の第一歩です。お金に関わることをきっちり確認をすることが必要です。管理費の縮減の方法について、ターゲットをきちんと定めて矢を放たないと、その効果が存分に得られないということを前述しました。こうした厳しい経済情勢であることから、お金に関わる点は、理事役員のみならず、各区分所有者においても、非常に関心が高いのです。例えば管理組合名義の口座の通帳が、きちんと分別管理されているかどうか、管理会社から確認するということが重要です。次に損害保険代理店等の証書を確認していくということが重要です。特に特約や保険適用範囲は特に重要ということになります。（５）お金に関わることをキッチリ確認する！ 38
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