全建文庫No.38 「管理会社の徹底研究」
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審議について、マンション管理費会計においては必ず添付されている部分です。こ こでは、***マンション管理組合 ひな型です。収入の部として、第何年度の予算、前年度前実績、予実績対比と書かれ、各勘定項目が並んでいるというものが、一般的なひな型となります。そして収入の部をご覧いただきたいわけですが、収入の部分の大半はまさに管理費、そしてマンションによって、以降のものの設定は異なりますが、多くの場合は駐車場の使用あるいは専用にいろんな使用料やルーフバルコニーの使用料、雑収入や受取利息といったようなものが当期の収入として占めるものの主たる項目になります。まあ、大半は管理費です。こうしたものが、管理費会計の収支報告書においては収入の大半を占めるものということになっております。対して上表は支出の部です。支出の部は変わって、管理会計が必要なものとしてどこにどういったところに支払っているのかということになりますが、管理業務委託費というものがまず真っ先にあって、そのうち公共料金が電気・ガス・水道を共用部分で使うものとして、こうしたものがあげられています。昨今、欠かすことのできないものとして、インターネット通信そしてマンション管理組合としては必ず入いる火災保険と損害保険料。以降は各種の設備補修費等々、ここには法定点検が必要なものに関しての法定料金も含まれるものとなりますが、第○○期管理費会計収支報告書の一般的     27

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