大規模修繕工事新聞22年12月号(No.156)
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 国土交通省、経済産業省、環境省では令和4年度補正予算案において、住宅の省エネリフォームを支援する新たな補助事業をそれぞれ創設するとし、今後は3省の連 国土交通省、経済産業省、環境省では令和4年度補正予算案において、住宅の省エネリフォームを支援する新たな補助事業をそれぞれ創設するとし、今後は3省の連携により、各事業をワンストップで利用可能(併用可)な体制が整えられることになります。 国土交通省「こどもエコすまい支援事業」における開口部・躯体等の省エネ改修工事では、イ.既存窓を利用して複層ガラス等に交換する、ロ.既存窓の内側に新たに窓を新設する、ハ.既存窓を取り除き新たな窓に交換する、ニ.既存のドアを取り除き新たなドアに交換するのいずれかに該当する断熱改修などが対象工事となります。 また、外壁、屋根・天井、床においても、一定の使用量以上の断熱材を使用する断熱改修、エコ住宅設備では太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓、蓄電池の設置が対象に上げられています。 工事は、令和5年12月31日までに工事請負契約を締結したものが対象です。管理組合で計画修繕を予定している場合は補助申請に係る検討を行うとともに、情報収集にもアンテナを張っておきたいものです。-5 -

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