大規模修繕工事新聞22年5月号(No.149)
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 2020年6月にマンション管理適正化法が改正され、この4月1日からマンション管理計画認定制度がスタートしました。 マンション管理計画認定制度とは、地方公共団体が管理適正化推進計画を作成し、その地方公共団体の計画に各マンションの管理計画が一定の基準を満たす場合、地方公共団体から適切な管理計画を持つマンションとして認定を受けることができるというものです。地方公共団体は管理の適正化のために管理組合に対し、必要に応じて助言や指導等を行うことができるようになります。 この制度の認定申請手続きを円滑化するため、マンション管理センターではインターネット上の電子システムを提供する「管理計画認定手続きサービス」を開始しました。申請者がオンラインで必要事項を入力すれば、地方公共団体に提出する認定申請書が自動作成されるシステムです。 管理組合は地方公共団体に申請する前に、事前確認にかかる講習を受けたマンション管理士の事前確認を受けることで、よりスムーズな認定の取得ができるようになります。 また、他のマンション管理状況評価サービスと連携し、これらの評価サービスと一緒に申請を行うこともできます(パターン②、③)。 認定を受けたマンションのうち、公表に同意したマンションはマンション管理センターの「管理計画認定マンション閲覧サイト」で公表される予定です。詳しくは(公財)マンション管理センターのホームページを参考にしてください。-6 -

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